シンガポールにあるガーデン・バイ・ザ・ベイにフローラルファンタジー(Floral Fantasy)という新スポットができたというので行ってきました。
フローラルファンタジー自体は2019年に完成して、ローカルの人々の間では少々盛り上がったのですが、コロナがあったりして外国人、そして日本人の間ではまだまだ知られていないようです。
こちらのフローラル・ファンタジーですが、ガーデン・バイ・ザ・ベイ内に既にあるフラワードームやクラウドフォレストと同じくらい見ごたえがあるスポットでした!
まず中に入った瞬間、一面の花景色と香りに包まれます!その驚くべきはNo Fake Flowers(造花は一つもない)ことです。
全ての花が生花・またはプリザーブドフラワーになっています。
この記事ではガーデン・バイ・ザ・ベイの新スポットであるフローラルファンタジーについて徹底解説したいと思います!
チケット情報
GetYourGuideからなら、公式サイト(大人$20、子供$12)で購入するよりも半額で買うことができます!
大人1,144円、子供605円(為替の影響で多少前後します)。
目次
フローラルファンタジーのコンセプト
フローラルファンタジーのコンセプトはファンタジーな花々の世界、です。
4つのゾーンに分かれており、それぞれが童話と物語で名高いバビロンの空中庭園に着想を得たもので、終始現実なんだけどどこかおとぎ話の世界にいるような、心地よいけど不思議な感覚になります。
こちらは、ガーデン・バイ・ザ・ベイのオフィシャルサイトから引用したPVになります。
フローラルファンタジー全体が可愛らしいお花や造形物に溢れているので、至るところで写真を撮影できます。
写真好きな方や、SNSにアップするのが好きな方にはおすすめです。
フローラルファンタジーの見どころ
ここからは、フローラルファンタジーの見どころを紹介していきます。
一面の花
入り口を入った瞬間、まず目に飛び込むのは一面の花景色です。
写真だけでも十分綺麗なのですが、実際は花の香りもするので、実際に行ってみると写真以上に圧倒され感動します。
入り口を通り過ぎると、4つのコンセプトからなるエリアに入ります。
ダンス(Dance)
フローラルファンタジーに入りまず最初に行くのがダンス(Dance)エリアです。
ここでは天井から吊り下げらている花々が上下に移動しながら、まるでダンスしているような光景を見ることができます。
他にも、アジサイ、サゴシ、カスミソウ、ブルニア、スタチス、デルフィニウムなど、切り花、ドライフラワー、プリザーブドフラワーを組み合わせた15,000本以上の花々が逆さに吊るされています。
このエリアのおすすめはなんと言ってもお花!
可愛らしいお花がたくさんあります。
フロート(Float)
ダンスエリアを抜けると、続いてはフロート(Float)エリアに来ます。
このエリアは花々の庭ともというべき場所で、大きなトロールや小さな妖精たちがお出迎えしてくれます。
更に、ペルーのアンデス山脈に生息するペルーペッパーツリーや、カエデのような葉を持つリキッドアンバー・フォルモサナ、台湾ホワイトパインなど普段は目にできないような花々たちが目に飛び込んできます。
このトロール、本当に大きくて、人の3倍はありそうです。
間近で見るとわかるのですが、非常に精巧に作られていて特に顔のあたりはリアルです。
こちらは、お花の木?ですかね。
全部生花またはプリザーブドフラワーでできているのが驚きなのですが、いろんな色のお花が飾られており、迫力があります。
写真では伝わりづらいかもしれませんが、非常に大きいです。
また、お花自体もクローズアップしてみると、一つ一つ違いがあり可愛いんです。
このダンスエリア、トロール以外にも妖精?がいます。
あるブーケットの上にひょっこりいるので、もし興味があれば探してみてください。
このフロートエリアの見どころは、トロールや妖精たちとデコレートされたお花のブーケットです。
ダンスエリアとは違うお花の景色を見ることができます。
花に囲まれて写真を撮ることのできる場所がたくさんあります。
ダンスエリアのコンセプトは花々の庭。
ぜひそれを意識しつつ、歩いてみてください。
ワルツ(Waltz)
ダンスエリアを抜けると、3つ目のエリアであるワルツエリアに入ります。
このエリアは上から水が落ちており、その間を歩いて進みます。
ここからは、全体的に緑が増えてくるので、お花の写真を撮りたい!という方はフロートエリア、ダンスエリアで存分に撮ることをおすすめします。
ワルツエリアには、ラン、ピッチャープランツ、ブロメリアッドなど貴重な100種類以上の原種や交配種があります。
このワルツエリア、特に面白いのは、POISON DART FROGS(ポイズン・ダーツ・フロッグス)という小さくてカラフルなカエルがいるんです。
このポイズンダートフロッグ、もとは中南米の熱帯地域が原産で、森林伐採の影響で絶滅の危機に瀕していると言われています。
5センチ程度の大きさしかありませんが、鮮やかな色をしているので、ぜひ覗いてみてください!
ただ、いると言っても非常にシャイなのでなかなか見ることができません。
(筆者が行ったときはお昼ころだったのですが、あいにく見ることができませんでした。)
ドリフト(Drift)
続いてのドリフトエリアは、岩で囲まれた洞窟のようなエリアです。
ここでは、不思議な緑の植物に出会うことができます。
中南米のエキゾチックな植物が50種以上集められており、岩の表面には様々な種類のベゴニア、フペルジア、シダなどが生えています。
ここは完全に植物が展示されています。
何度も繰り返すようですが、お花をメインに来ていらっしゃる方は前半のエリアで十分に写真撮影をすることをオススメします。
4Dシアター
4つのエリアを抜けると、ファンタジーシアターに着きます。
ここでは、専用グラスを付けて乗り物に乗るのですが、4Dというだけあって、水しぶきがあったり、座席が揺れたり、映像が近づいて見えたりと大人も子供の楽しめます。
コロナの時期はやっていたりそうで無かったりするのですが、シンガポールの国境が開く頃には通常運転されているかと思います。
少し並ぶかもしれませんが、ぜひトライしてみてください、割と楽しめますよ!
アクセスと料金・チケット購入
料金・チケット購入
チケットはオフィシャルサイトから購入するよりもGetYourGuideから購入したほうがお得です。半額安く購入することができます。こちらから購入可能です。
フローラル ファンタジー入場券という券を購入しましょう。大人・子供分けて購入することができます。
オフィシャルサイトで購入する場合、大人一人20SGD=2,120円と、子供一人1270円(1SGD=106円)、かかります。
どちらもオフィシャルサイトよりも半額安く購入することができます。
ちなみに、GetYourGuideは世界170の国で使用されているアトラクションの予約プラットフォームです。日本語対応もしています。
所要時間
フローラルファンタジーの所要時間は30分〜45分ほどです。
4Dシアターを追加すると5分〜10分ほど長くなります。
基本的には1本道で逆向きには行けないので、道に迷ったりすることもありません。
アクセス
フローラルファンタジーは、ガーデン・バイ・ザ・ベイの最寄り駅であるMRT Bayfront駅から一番近いところにあるので、地下鉄の駅から上がってすぐ横にあります。
フローラルファンタジーをおすすめしたい人
フローラルファンタジーをおすすめしたい人は、以下にあてはまる方です。
- お花が好きな方
- きれいな写真を撮りたい方
あまり歩きまわりたくない方
とくに、お花が好きな方はガーデン・バイ・ザ・ベイのフラワードームやクラウド・フォレストよりも楽しめるんじゃないかと思います。
そしてフローラルファンタジー自体が他2つと比べるとコンパクトにできているので歩き疲れすることはありません。
室内の気温は23ºC – 25ºCとなっているので、シンガポールの暑い気候と比べると涼しく感じると思います。
女性は羽織るものがあったほうがいいかもしれません。
フローラルファンタジーの営業時間
フローラルファンタジーの営業時間は以下のとおりです。(最新情報はオフィシャルサイトを確認してください)
Mon – Fri:
10.00am – 7.00pm (last admission at 6.30pm)
Sat, Sun & Public Holidays:
10.00am – 8.00pm (last admission at 7.30pm)
※現在はCovid-19の影響で閉館時間が早くなっています。
最後に
今回紹介したフローラルファンタジー以外にも、ガーデン・バイ・ザ・ベイは最近ますます進化しています。
Trip Advisorによると、シンガポールの観光アトラクションで1位になっています。
ぜひカップルやご家族で行ってみてください。
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