2023年版|タイの平均年収について【業界別】

タイでのお仕事をお探しでしょうか。

タイはお仕事の種類も豊富です。年収も業界、役所によって様々となります。

そこで今回はタイでの業種別の平均年収について、実際の数値をもとに紹介したいと思います。

既に社会人の方はご自身の業種がどれくらいの年収をもらえるのか、大学生・第二新卒の方はどの業種がいくらもえるのか把握できるかと思います。

もちろんタイ人ローカルと日本人の給料には差があるため、その点も交えながらお話できればと思います。

ちなみに、タイで転職エージェントならこちらをどうぞ。

【保存版】タイのおすすめ転職エージェント10選|2022年版

タイの平均年収について

現地の人材紹介会社の情報によると、タイ人の平均年収は30万〜40万バーツ(130〜140万円)です。

月収に換算すると2.5万〜3.3万バーツ(10~13万円)です。

ただしタイはバンコク首都圏に人口の20%が集中しており、バンコク首都圏の平均年収は50万バーツ(215万円)を超えており、都市部に仕事とお金が集中している状態と言えます。

とはいえ東南アジアの中ではまだ途上国であり、平均年収は日本と比べると安いことが分かります。

もちろん、物価(家賃や食費)もその分安いですが。

日本人のタイでの平均年収

一方、タイで働く日本人の年収はどうでしょうか。

平均年収は78〜135万バーツ(304〜526万円)あたりが相場で、タイ人の平均年収と比較すると高い水準です。バンコクの現地の方の年収と比較しても1.5倍から2.5倍以上の差があります。

昨今の円安も相まって、もしかすると現在の日本の給料よりも良い年収+家賃や食費が安いため、タイで働いたほうが年収アップ、さらに良い暮らしができるという可能性もあります。

一般的に、現地採用では営業職の求人が多いです。タイに進出している日系企業はとても多く、日系企業との取引窓口として日本語対応ができる日本人が求められるためです。

また、事務職の求人も営業職ほどではないですが存在しています。カスタマーサポートや日系駐在員が多くいる会社の秘書というポジションなどです。

商社も多くいるため、日本語を話すことのできるサポート的な人材が必要なのでしょう。

管理職か、プレイヤーか

当たり前ではありますが、管理職かプレイヤーなのかによっても給料のレンジは異なってきます。

プレイヤーの場合であれば、その仕事においてどれだけ成果を上げられるかという点で、この点はみなさんわかりやすいかと思います。

一方、管理職という立場の場合は、
①日本人をマネージメントする場合
②タイ人を日本語でマネージメントする場合
③タイ人を英語でマネージメントする場合
の3種類がありますが、多いのは2のタイ人を日本語でマネージメントする場合です。

英語の自身がそこまでなくても、(日系であれば)能力と管理スキルで採用してもらえるケースもあります。

そして、課長や部長の給料は日本よりの給料よりも高いケースが多いです。

タイでよくある仕事について

日本人が働く場合によくある職種やポジションについて紹介します。もちろんこれ以外にもありますが、実際に求人数が多い案件の一例として紹介します。

製造系

タイには多くの日系の機械メーカー、自動車メーカー、飲食メーカー等が進出しています。業務内容は自社工場での管理、取引先工場への営業回り、バンコク本社での事務作業等です。

業務のイメージ

営業職の場合、バンコク中心部の家から出勤し、日中は郊外(社用車で30-40分くらい)の工場を巡りながら営業活動をします。夕方に本社に戻り、事務作業を終えて18時頃に退勤します。

物流系

タイは地理的にもアジアの中心部にあり、物流の重要拠点です。

陸・海・空の物流会社、日系の専門商社等が多く存在します。業務内容は取引先企業や工場への営業回り、輸出入の進行管理等です。

業務のイメージ

営業職の場合、バンコク中心部の家から出勤し、日中は都内(電車で行ける範囲)または郊外(社用車で30-40分くらい)の工場を巡りながら営業活動をします。

夕方に本社に戻り、事務作業を終えて18時頃に退勤します。

現地で生活する日本人向けのビジネス

先に述べたように、タイでは多くの日本人が生活しています。

日本人やその家族が生活するうえで必要になる日系飲食店、学習塾、幼稚園、コールセンター等の人材の需要はとても多く存在しています。

業務のイメージ

基本は接客です。営業開始前にバンコク中心部の勤務地へ行き、接客業務をこなします。

お客さんの大半が日本人であるため、日本語以外の言語はそこまで必要とされません。

営業終了後は事務作業等をこなして帰宅します。アルバイト等で接客業を経験されたことがあれば、業務はイメージしやすいかと思います。

タイでの業界別平均年収について

ではここから、タイの業界別平均年収について紹介していきます。

今回のデータはバンコクで活動している日系転職エージェントのインタビューと、Teleport、バンコクにいる友人の現地の情報をもとに作成しています。

メモ
タイの場合、日本人が多いため、①英語を話せる人材の他、②英語を話せない人であってもタイにいる日本人相手に日本語で仕事をするというポジションもあります。
この両者で給料は異なるので、その点も合わせて紹介できればと思います。

ちなみに、このデータは日本人用の年収になっています。(もちろん、日本語や日本のビジネスルールがわかるタイ人も同様の給料テーブルが敷かれますが。)

通貨はTHBで、1THB =3.9円(2022年10月時点)です。

ここに記載しているのはベースの月収になり、インセンティブやボーナスは含まれておりません。インセンティブやボーナスがある会社はほぼ全てと言って良いでしょう。つまり、実情としてここに記載があるものよりも高く給料が支払われています。

営業職として活動している場合は特にこの数値+インセンティブが支払われると考えてください。

製造系、物流系

月収は5〜8万バーツが相場です。基本給に加えて言語手当、役職手当、交通費などの手当が1000~1万バーツの範囲で付くことがあります。

また前述の通り営業職の場合はインセンティブ制度があり、個人の成績に応じて給与が上乗せされます。ボーナス相場は1〜3ヶ月が相場です。インセンティブについては会社によりけりですが、粗利の2%〜5%だったりするケースがあります。

実際に給料テーブルを参考に見てみましょう。

年代役職給料(月)
20代前半 (新卒・または海外経験なし)Junior5万バーツ
20代後半〜30代前半Senior6〜8万バーツ
30代後半〜40代前半Manager8〜15万バーツ
40代後半〜Director10〜20万バーツ

現地で生活する日本人向けのビジネス

日本語のみでできる仕事は給与レンジが少し下がります。

4万バーツ程度から始まり、役職がつけば7〜8万バーツまで様々です。ボーナス相場1〜3ヶ月が相場です。給料テーブルを参考に見てみましょう。

年代役職給料(月)
20代前半(新卒・または海外経験なし)Junior、senior4~6万バーツ
20代後半〜30代前半Manager7〜9万バーツ
30代後半〜40代Director10〜15万バーツ

IT、広告系

プレイヤーであれば、6万THB〜9万THBくらいです。それに加えてインセンティブが入る形になります。

基本的には営業を含むポジションが期待されます。

スキルがあればシニアポジションからスタートして、タイ人ローカルを管理するマネージャー、そして営業全体を統括する部長という形に成果に応じて昇進していきやすいフローかと思います。

年代役職給料(月)
新卒(スキルなし)Junior5万バーツ
20代前半〜20代半ばSenior6〜8万バーツ
20代半ば〜20代後半Manager8〜15万バーツ
30代後半〜Director10〜20万バーツ

先程紹介した製造系と比較すると、年齢別の昇進スピードが早いのがわかるかと思います。

一方で、新卒から入社することはできますがスキルを身に着けたいなら日本で2年ほど働いてから転職すると待遇が良いです。

ソフトウェアエンジニア

ソフトウェアエンジニアは非常に重宝されます。というのも、タイもITサービスが非常に進んでおり、どこもエンジニア不足を抱えているからです。

中央値の年収が36,000USDなので日本円に直すと530万円くらいです。この金額であれば20代のうちに稼ぐことができるでしょう。

体感値ですが英語を話すことができるソフトウェアエンジニアであればこの1.5倍の年収はもらっていると思います。

20代でタイでこのくらいの給料をもらえれば、比較的良い暮らしができるかと思います。

経理

簿記をつけるような管理会計の場合、中央値の年収は26,000USDで日本円に直すと3,800,000万円、約10万バーツくらいです。

帳簿をつけるだけなく、例えば監査対応ができたり、資金調達の為の財務分析ができたり、付加価値をどんどんつけると金額は跳ね上がるでしょう。

駐在が現地採用か

ここまでで、業種別・役職別の年収を紹介してきました。

もう一つお金に関する点で気にしたほうが良い点として、タイ(海外)の採用形態として、駐在と現地採用の違いもあります。

駐在

駐在員として日本から派遣された社員の場合、月の給料の他に、家賃手当(全額か90%負担)、駐在手当(月数万円)、車と運転手の付与、メイドサービス、などの他に家族がいる際には家族手当が数万円〜数百万円が支払われます。

言語力、マネジメント力はより大きな責任を求められますが、給与も高く得られる補助がとても多いことが駐在員の特長です。新築のホテルのようなコンドミニアムで生活することも可能です。

現地採用

現地採用の場合はこのような特典はありません。

オファーレターに記載された金額がベースの金額となり、あとはインセンティブやボーナスに応じて給料がもらえるという仕組みです。

いつでもやめることができる一方で、サバイバルスキルが身につくでしょう。

現地採用と駐在の違いはこちらに記載したので詳しく知りたい方はごらんください。

タイで就職する方法、気を付けることは?

では、実際にタイで就職活動をする場合、どのような事に気をつければよいでしょうか。

転職サイトを利用する

日本で展開している転職エージェントのうち、タイに拠点を持っている企業が数社あります。またタイ現地で展開する日系の転職エージェントも存在します。

そのサイトを確認すること、またはエージェントに連絡して面談を設定することをお勧めします。

タイの求人情報を能動的に手に入れることは日本と比べると難しいです。エージェントと面談し、自身にあった求人を定期的に紹介してもらう方が効率的に求人を探すことができます。

【保存版】タイのおすすめ転職エージェント10選|2022年版

家族・パートナーを持つ、タイに行く

これは少し特殊かもしれませんが、タイ人のパートナーがいて結婚の予定がある、もしくはすでにタイ人パートナーと結婚している場合はOビザ(家族用ビザ)が付与されます。

ビザを持っている、または既にタイにいる方は、採用にかかる費用が安く済むという点で重宝されます。

中には現職を退職または有給休暇を取得して数週間タイに滞在し、その間に面接を詰め込んで内定を勝ち取る、なんていうケースもあったりします。

タイでもオンラインでの採用が進んでいますが、実際に現地に行って会ったほうが採用される確率は高くなります。

面接時は「タイに長くいる」という意志のアピールを!

採用する側の会社としては「すぐ辞めず、タイで長く働いてくれる人を採用したい」と思っているケースが多いです。

日本にいる人をオンライン面談で採用して、せっかくビザを発給してもすぐ辞めてしまう…なんてことは避けたいはずです。

タイに長くいる(またはその予定がある)という意志をはっきりと伝えることで、仕事や環境に慣れずすぐやめてしまうのかも…という採用企業側の心配を払拭することができます。

給与の低下を嘆く必要はない

これまで説明した通り、日系企業のタイオフィスに勤める場合、日本からタイへの転職となれば額面の年収は下がる可能性が高いです。

ですがタイは物価が安く、支出が日本ほど多くありません。

収入と支出をシミュレーションして、貯金できる額を算出してみてください。意外と日本と変わらない額を貯金できることに気づくと思います。

外資系企業のタイオフィスに勤める場合は年収が上がる可能性もありませんが。

若いうちがオススメ!

タイで働くとすると、20代で働き始めるのがオススメです。

35歳を過ぎてから初海外勤務チャレンジは、現地採用でもハードルが上がります。もしこの記事を読んでいるあなたが35歳以下なら、今すぐチャレンジしてみましょう。

タイの平均年収について|まとめ

いかがだったでしょうか。

タイは思っている以上に日本人と日系企業が多いです。つまり求人も大量に存在しています。

35歳以下の若さなら、タイで仕事を見つけることは比較的容易と捉えて良いでしょう。額面の給与は下がりますが、支出も下がるので収支はトントン。嘆く必要はないです。

タイで数年働いたのち日本に戻る場合でも、経験を評価され年収も戻るケースが多いです。

迷ったら一度タイに来て雰囲気を味わう、または面接に臨んでみることをお勧めします!

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