バリには多くのホテルがあります。
今回はウブドエリアにあるビダダリ プライベート ヴィラズ & リトリートについて紹介していきます。
実際に宿泊した感想を紹介していきたいと思います。
結論から言うと、想像以上に良かったです。
目次
ビダダリ プライベート ヴィラについて
ビダダリは全室ヴィラタイプのホテルになります。
ウブドエリアに位置しており、ウブドの中心であるウブド王宮からタクシーで10分〜15分くらいの場所に位置するホテルになります。
このホテルに宿泊するにあたり、いろんなウェブサイトの口コミを見ていたのですが、日本人の口コミは少なかったものの、各メディアの評価が非常に高かったので宿泊することにしました。
オーナーがオーストリアの方で、彼らのバリに対するイメージを注ぎ込み、ローカルの支配人のホスピタリティが組み合わさってできているようなホテルです。
客室は全部で11か16と少なく(すいません、うる覚えです)、一度部屋に入ると他の人の気配を一切感じませんでした。
ビダダリにおすすめの旅行者
このホテルにおすすめの旅行者は以下のような方かと思います。
- ヴィラに宿泊したい方
- 豪華な外資系ホテルよりもゆっくり隠れ家的な雰囲気が好きな方
- インフィニティプールのある部屋で泊まりたい方
- ダラダラとお部屋でくつろぎたい方
ビダダリ プライベート ヴィラ|部屋について
筆者が宿泊した部屋はハネムーンヴィラというタイプの部屋で、1ベッドルームヴィラという部屋の上位互換のような感じでした。
1ベッドルームヴィラとハネムーンヴィラはどちらも部屋の広さが300㎡という非常に大きな作りになっているのですが、おそらくインフィニティプールからの景色が結構違うかなと思います。
プールの奥には一面森が広がっており壮大です。
ヴィラは2階建てになっており、1階が寝室とバスルームになっていて、2階がダイニングテーブル、リビングテーブル、キッチン、ソファーが2つとなっています。2階には窓がないため、外の風が直接入ってきて気持ちいです。
インフィニティ・プールがあるホテルはシンガポールのマリーナベイサンズやカペラなど何回が宿泊した事はありますが、プールの向こうが完全なる森というのは初めてだったので、非常に新鮮でした。
ちなみに、FloatingBreakfastもできます。
8時40分あたりからプールの水が出るので、やるなら8時開始にしたほうがいいです。
ビダダリ プライベート ヴィラ|おすすめポイント
冒頭にもお伝えした通り、本当に良かったヴィラなのですが、具体的に良かった点をいくつかご紹介します。
森にどっぷり浸かった感覚
ウブドエリアは森エリアっていうのはイメージとしてはあるかと思いますが、その中でもこのホテルは森の一角を開拓してできたようなホテルで、部屋に入った瞬間から鳥とそよ風、森の音しか聞こえてきません。
東南アジアのリゾートホテルってほとんどが”海”が見えるホテルや海が近いホテルが多い一方、ここは森なので全然違った感覚になります。
実はこのあと、このホテルのあとにビーチ沿いのヴィラに宿泊したのですが、旅行を振り返って見るとこのホテルのほうが思い出に残っています。
筆者は男ですが、一緒に行った彼女も元々はビーチヴィラの方が期待していたのにこちらの方が印象的だったと言っているため、女性からの評価も◎でしょう。
異世界かと思わせるような空間づくり
このホテルに行くために道路から細道に入るのですが、その細道に鮮やかなお花が植えられており、そこを通るとひっそりと受付があります。
レセプションの空間もリラックスできる感じで、このホテルに入った瞬間から時間の流れがゆっくりしたのを覚えています。
また部屋も伝統的な工芸品や彫刻が散りばめられており、いつも宿泊しているような外資系のようなホテルでは感じられないような感覚を味わう事ができます。
HiddenPlaceというにふさわしい空間で、カップルや夫婦など落ち着いて過ごしたい方々にぴったりなホテルだと思います。
筆者たちは使用しませんでしたが、スパ・マッサージもあるようです。
スタッフや支配人のホスピタリティ
どのスタッフと話しても非常に丁寧な接客を受けますし、レセプションに至っては名前で呼ばれます。
たまたま宿泊している人が少なかったのかはわかりませんが、名前を覚えているのだとしたらすごいなと思いました。
ウブド市街までの無料送迎
ウブド王宮などがある市街までは車で10分〜15分ほどかかりますが、1泊につき1往復の無料送迎があります。
帰りはWhatsappか各種連絡手段で連絡すれば15分〜20分くらいで迎えに来てくれます。
Grabでタクシー取っても数百円なのでどちらでもOKですが。
ビダダリ プライベート ヴィラ|注意点
不満点は特にありませんが、いくつか注意したほうがよい点を紹介します。
虫について
ヴィラタイプなので虫に出くわすのは仕方がないでしょう。
部屋自体は清潔に保たれていますし、寝室はベット周りに蚊帳がありますが、気になるようでしたら蚊取り線香等持っていくとよいかもしれません。
部屋にも蚊取り線香はありますが、日本で買った方が質が高いです。
食事について
ビダダリにはレストランがありません。ルームサービスはあります。
筆者たちは市街にでかけた際に食事を済ませて帰ったので問題ありませんでしたし、朝食は付いてくるので部屋で食事をしました。
プールの深さについて
部屋についているプールは160cmあります。実際にはもう少し深い気がしましたが、、
パブリックエリアについて
外資系であるような誰でも入れる大きなプールやお酒が飲めるラウンジなどは、コンセプト上、このホテルにはありません。
あくまで部屋でくつろぐのがデフォルトです。
ただ、普通のホテルに比べて広く(300㎡)、2階建てになっているため、部屋(もはや家)にいても全然飽きませんよ。
ビダダリ プライベート ヴィラ|価格について
筆者が宿泊したした部屋はハネムーンヴィラという部屋で、Booking.comで日本円にして1泊31,000円でした(朝食付き)。
宿泊付きは2023年2月になります。
ヌサドゥアなどのビーチエリアにあるヴィラは1泊5万円以上するので比較的良心的なお値段だと思います。
最後に
バリは5つ星のホテルがいくつも、かつ良心的な値段であるので迷ってしまうかと思います。
筆者たちも始めはビーチエリア(ジンバランやヌサドゥア)だけで宿泊しようと思っていましたが、1泊だけウブドに宿泊してみてもう1泊ウブドでも良かったなってくらい癒やされました。
バリ好きな方はビーチ好きな方が多いかもしれませんが、ぜひ”インフィニティプール&森”という空間で癒やされてみてはいかがでしょうか?