(当サイトには広告が含まれます。)外資系企業への転職をお考えでしょうか。
日本で外資系企業に転職するには、いくつか方法がありますが、転職エージェントを活用したが最も効率的だと思います。
そこで今回は、外資系企業に強い転職エージェントを10社紹介していきます。
その中で自分にあった転職エージェントに応募してもらえればと思います。
目次
外資系企業への転職に強い転職エージェントとは
実際に転職エージェントを紹介する前に、そもそも外資系企業への転職に強い転職エージェントとはどういう事かを定義したいと思います。
外資系企業の求人を多く保有している事と、外資系企業への履歴書や面接対策などのサポートがしっかりしている事の2つが条件です。
その上でそういった転職エージェントの特徴をいくつか特徴を紹介します。
それらの特徴を見ながら実際に自分で選んでもらればと思います。
外資系企業への転職に強い転職エージェント10選紹介
それではここから、外資系企業への転職に強いおすすめ転職エージェントを10選紹介します。
アクシスコンサルティング
アクシスコンサルティングは名前の通り、コンサル業界への転職を強みとしている会社です。
日系のコンサルファームはもちろんのこと、外資系トップクラスの転職まで幅広く扱っています。
アクシスコンサルティングの特徴
アクシスコンサルティングの特徴は非公開求人が多いことです。全体の7割が非公開求人との事なので全員に紹介するわけではないけれど限られた優秀層のみ来てほしいというようなポジションの割合が多いと言えます。
また、コンサルファームへの転職活動に当たり必要な履歴書作成から面接対策までもサポートしてもらえるので、外資系コンサルファームに興味がある方にはおすすめと言えるでしょう。
JACリクルートメント
次に紹介するのはJACリクルートメントです。ここは日本の会社ですが、海外に多くの支社を保有している会社です。
JACリクルートメントというと、日本ではそこまで有名ではないのかも知れませんが、海外で働いている日本人からすると非常に有名な転職エージェントになります。
JACリクルートメントの特徴
JACリクルートメントはミドルレベル以上の案件を保有しています。社会人3〜5年目以上であれば応募しても良いでしょう。
外資系企業という枠から“英語を使う仕事”という観点で日系企業のグローバル部署も視野に入るのであれば、JACリクルートメントはそういったポジションも保有しているはずです。将来は駐在員として海外で働くプランも計画できるかと思います。
業界はバラバラで、多種多様な求人を揃えています。
JACリクルートメントは自分もシンガポールでお世話になっただけに、信頼できるエージェントです。
担当者の方のレスポンスの速さや丁寧で親切な対応など、サポート力がとても高いと感じた。
30代女性
【シンガポール転職】JACリクルートメントを使ってみた感想|評判・口コミ会社側と私が求めていたモノのマッチングがベストでした!幸せな就業を掴めました。
40代男性
エンワールド・ジャパン
エンワールドジャパンは外資系の求人を専門とした転職エージェントになります。
日系グローバル系の会社に就職を希望しているなら、エンワールドジャパンはおすすめです。
なぜなら、もともとはウォールストリートアソシエイツという外国人が日本で1999年に設立した会社をエン・ジャパンが2010年に買収しました。
なので、日系の会社でありながら、実態としては外国の社員や外資系のポジションを多く保有する日系の転職エージェントでも数少ない希有な存在となりました。
エンワールドジャパンの特徴
前述の通り、エン・ジャパンの子会社ではあるものの、もともとは外国人が日本で設立した会社なので、外国人職員もいますし、何より外資系企業の対策には長けています。かつ、現在は日本の会社なので、日本式の面接対策にも長けています。
CM量ではリクルートやビズリーチの方が多いですが、“外資系“という枠組みで見ると彼らよりも秀でた会社であると言えるでしょう。
ビズリーチ
ビズリーチは転職支援系のプラットフォームになります。
CMでもお馴染みかと思うので基本的な説明は控えておきます。
ビズリーチの特徴
ビズリーチの特徴として、日本のプラットフォームではあるものの、自己紹介文を英語で記載、および英語履歴書を記載することが可能です。
つまり、英語を話す転職エージェントの人や外資系に務める採用担当者がビズリーチ上で”English“で検索をかけることがあります。そうすると、実際に英語でスカウトが来ることもあります。
その他自分自身で外資系の求人を検索することもできます。このようにしてビズリーチ上で外資系企業の求人を集めることも可能です。
If you want to be scouted by a global company, you had better set up your profile in English on even Japanese platform as well.ということです。
アデコグループ
アデコグループは世界60の国と地域でサービスを提供している外資系の転職エージェントになります。
中でもLHHはアデコグループが手掛けるプロフェッショナル及びグローバル向けの転職サービスになります。
アデコグループの特徴
日本ではあまり馴染みが無いかもしれませんが、アデコグループは世界でも非常に大きなグループの一つです。
売上高で見ると、他の転職エージェントよりも上回る売上を誇っています。
外資系の転職エージェントなので、外資系企業の日本法人のポジションは数多く保有している事が特徴です。
日本で外資系のポジションを狙うのであれば、リクルートなど日系の転職エージェントよりも、このような外資系の転職エージェントが、外資系を集中的に紹介している転職エージェントのほうがおすすめです。
アデコグループの紹介実績
アデコグループが保有する案件の過半数は年収800万円以上です。
ですので、レベル感でいうと即戦力になれる方への紹介が多く、業界によって勤続年数は異なりますが早い業界では3年〜5年、技術育成が必要な業界は6年目以降であれば良い求人を紹介してもらえます。
東京だけでなく、日本全国の企業のポジションを保有しているのも特徴です。
アージスジャパン
アージスジャパンはグローバル企業・及び日系企業のグローバル支社への転職に強みを持っている転職エージェントになります。
1997年に創立して今年で26年目になります。
アージスジャパンの特徴
アージスジャパンの特徴は経験豊富なエージェントを取り揃えている点です。
一部の企業では転職エージェントが社会人2〜3年目だったり、業界について全然詳しくなかったりしますが、アージスジャパンはそれぞれの分野のプロフェッショナルを集めているため、候補者からすると頼もしく感じるでしょう。
アージスジャパンの紹介実績
アージスジャパンの求人はマーケティング、人事、経理、監査、ECプロジェクトマネージャー、企画、コンサル系の職種が多いです。
ウェブサイト上でも情報を積極的に配信しており、英語力に合わせて求人をチェックすることができます。
type転職エージェント(ハイクラス)
type転職エージェント(ハイクラス)はハイクラス・エグゼクティブ領域に特化した転職エージェントになります。
東証プライムに上場しており、大型の転職エージェントです。
ハイクラス求人を中心に扱っており、国内の一流企業との取引が中心の企業です。
type転職エージェント(ハイクラス)で紹介してくれる海外勤務・海外転職案件
首都圏に本社がある企業のハイクラスのポジションを紹介してくれます。
海外勤務の場合はマネージャーや支社長クラスのポジションも保有している可能性があります。
また、typeの強みは転職支援実績累計31万人以上という数字でしょう。
ハイクラスの他、エンジニア・女性特化などジャンル別にエージェントを保有しているため、専門性高く候補者と接する事が可能です。
ランスタッド
続いて紹介するのはランスタッドです。
こちらはオランダに本社がある人材紹介会社になります。
海外に38カ国38,000人、日本だけでも2400名の社員数を持つ、かなり大きな外資系の転職エージェントです。日本には1980年から活動しているようなので、比較的国内でも活動歴が長い会社と言えるでしょう。
ランスタッドの特徴
オランダ系ということで、比較的ヨーロッパ系の案件が多い用に思いました。
僕はマーケティング系だったのですが、化粧品、車などの製造業のヨーロッパ外資系の案件を多く紹介してくれた印象があります。
その他、物流系も強いようです。
ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズはロンドンに本社がある転職エージェントです。日本には2000年に設立しました。
主に外資系・日系グローバル系のポジションを多く保有しています。
ロバート・ウォルターズの特徴
ロバート・ウォルターズの特徴はグローバルポジションを多く保有している事です。総合職というよりも、何か特定のスキルを持っている方向けのポジションが多い印象です。
その他、コンサルファームへの転職支援も積極的に行っており、英語履歴書の書き方や、模擬面接など難関と言われるような企業の紹介実績も豊富な会社です。
その分求められるレベルは高いですが、報酬もその分期待できるでしょう。
モルガン・マッキンリー
かの有名な投資銀行と名前が似ていますが、こちらは転職エージェントになります。
本社はアイルランドにあります。モルガン・マッキンリーは世界10カ国にオフィスがあり、アジアだと中国、香港、シンガポール、東京など金融系が強い地域に進出しています。
モルガン・マッキンリーの特徴
金融・経理/財務・人事業界はモルガン・マッキンリーが強い業界です。
金融だとアセットマネジメント、オペレーション、フィンテック、リスクマネジメントなど全般的に紹介が可能なはずです。
業界知識が必要なエリアになるため、エージェント担当者もある程度経験豊富な方がいらっしゃいます。
一方、日本、香港、中国、シンガポール、オーストラリア、英国、アイルランド、カナダの8地域にオフィスがあるので、将来的にそのような地域で働きたい場合を見据えた転職活動もサポートしてくれるかと思います。もちろんこれは外資系の転職エージェントにおおよそ当てはまる事かもしれませんが。
マイケル・ペイジ
マイケルページは1976年にロンドンで創業され、日本には2001年に設立され、現在はおよそ150名の社員が在籍しています。
得意分野としては、本部長以上クラスが多い印象です。非公開求人が多いのかもしれませんが、一方で一般的な社員の場合は他の会社でも同じようなものを頂いた印象でした。
僕がマーケティング部門を紹介してもらっていたためだったかもしれませんが、とりわけ外資系企業における派遣社員の紹介においてはマイケルページは強いため、派遣社員でも構わないという方は良いかと思います。
実際外資系企業においては派遣社員であろうが正社員であろうが給料は往々にして高めなので。
外資系企業に強い転職エージェントの選び方
続いて、外資系企業に強い転職エージェントの選び方について紹介します。
具体的以下3点について注意して選んでみると良いです。
外国の転職エージェントであること
まず、外資系企業への転職であれば海外の人材紹介会社・転職エージェントを選ぶのがおすすめです。
理由は簡単で、外国人は外国人同士で仕事をするからです。それが日本であってもです。
外資系企業の人事は日本に支社がある場合でも外国人であることが多いです。もちろん日本人の採用担当者もいますが、彼らも英語を話すことができ、ドキュメントなどは英語である場合が多いです。
実際筆者の会社もスウェーデン系の会社であるためか、採用時にもらったJD(job description)も英語でした。
英語を使う会社であれば人材紹介会社の担当者も英語ができる人のほうがよく、外資系の転職エージェントであればほぼ外国人がいるので英語でのコミュニケーションが円滑にできます。
筆者も日本で外資系の転職エージェントにお願いしたことがありましたが、担当者はフランス人で面談もコミュニケーションもすべて英語でした。
米国系、スタートアップ系、西洋系など種類がある
外資系転職エージェントと言っても、一概にしないほうが良いでしょう。
西洋で日本人が働いて、韓国人や中国人と一緒にされているようなものです。
ヨーロッパ系の転職エージェント、アメリカ系の転職エージェントなどは大まかに分けたほうが紹介してくれる外資系企業の会社も偏りが無いかと思います。
海外に支社を多く持つ日系の転職エージェント
海外に支社を持つ日系の転職エージェントも日本で外資系企業への転職を相談するのに適しているでしょう。
理由は、たとえ日系の会社であっても海外でのコネクションを持っているため、案件を紹介してくれる可能性が高くなるからです。
例えば、このあと紹介するJACリクルートメントは海外において存在感が高いため、日系の企業ですが多くの外資系ポジションを保有しています。
日本でも名の知れている転職エージェント
最後は日本で有名な転職エージェントです。例えばCMに出ている会社などは有名と言って良いでしょう。
日本に進出した外資系企業が日本の人材紹介会社を使おうと思った時、相談するのであれば名が知れているような有名な会社から相談をしていくと思いませんか?
ですので、ドメスティックな日系の人材紹介会社であっても日本で有名な会社であれば外資系企業からの相談があるのは不思議ではありません。
結局どこが一番おすすめ?
10社紹介してきましたが、おすすめとしては、JACリクルートメントとアデコグループ、そしてビズリーチです。
理由は日系・外資系の転職エージェントにそれぞれ登録しておくことで、まんべんなく求人を紹介してもらえるからです。さらにビズリーチで日系・外資系転職エージェント、更に企業からのスカウトを待つという形にしておけば万全でしょう。
人によっては外国人と話している方が気楽という方は外資系の転職エージェントを複数登録して外国人の担当者と転職を進めていけば良いでしょうし、一方相談等は日本語で行いたいという方は日系の転職エージェントでも良いと思います。
外資系企業と日系企業との違いについて
次に、外資系企業と日系企業の違いについて見ていきましょう。
具体的にどのような点が異なっているのでしょうか?
成果主義で高収入が狙える
外資系企業の場合、パフォーマンスが重視されるため、自身のパフォーマンスや会社全体としての利益が出せた分だけ収入があがります。
もちろん日系もボーナスという形で結果が出ることはありますが、インセンティブと呼ばれる割合が外資系企業の方が高いため、給料が青天井な一方で目標が未達成の場合は給料が下がってしまう可能性もあります。
転職回数がデメリットになりにくい
海外において、転職は当たり前の事です。
平均して2年〜3年で転職をしながら自分のスキルを向上し、次の舞台で上のポジションで入社するというのはよくある話ですし、現在の日本でも同様の事が起きつつあります。
日本にある外資系企業の場合候補者が過去にどれだけ転職をしてきたのかというのはそこまで重要視されておらず、必要としているポジションに適しているかどうかが重要視されます。
従って、転職回数が多いからといって外資系企業で不利になるということはそこまで考えにくいでしょう。
ジョブ型が基本の雇用体制
ジョブ型、つまり自分がどういう仕事をやるのか既に決まっているのが外資系企業の特徴です。
日系企業場合、総合職として採用して色々な部署を数年間経験するというのもありますが、外資系企業の場合、営業として入社すれば営業のまま、マーケティングとして入社すればマーケティングのままキャリアを歩むことになります。
自分が何を求められているかわかる一方で、それ以外ができないというのもデメリットには感じるかもしれません。
ビジネスレベルの英語を求められることが多い
外資系企業に転職しようとしている人は英語がある程度得意な方が多いかもしれませんが、日本でも外資系企業は英語を社内で使う回数は多いです。
社内メールや会議など英語で行われますし、海外オフィスとの会議は間違いなく英語です。
英語を使用する頻度は会社によって差はあれど、日系企業よりも英語を使用する頻度は間違いなく増えます。
そもそも外国人社員と一緒に仕事をしていたら英語を話さざるを得ませんし。
一方でお客様が日本人の場合、外向きは日本語を使用して、内部との調整は英語というパターンもあるでしょう。
年齢や性別よりもスキルを重視
外資系企業では、年齢や性別に関係なく成果を出した人が評価されますし、スキルを何よりも重要視されます。
外資系企業に入社して感じたのは、入社何年目とか年齢など聞かれることが無くなった事です。
日系企業で働いていたときはよく聞かれていましたが、外資系企業に転職した際には一切聞かれませんでした。
一方で、私がどんなことをできるのか、スキルは何かなどについては話す機会がありました。
例えばGAFAMでも年下の上司がいるなんて事も普通にあります。
全てがジョブ型の雇用なので、年齢が若くても、過去の経験で適切なものがあればマネージャーになりますし、その逆にあるという事です。
外資系企業に強い転職エージェントの活用方法
最後に、外資系企業に強い転職エージェントの活用方法について紹介します。
基本的に転職エージェントは使い倒しましょう。
単純に仕事を紹介してもらうだけでなく、以下のような事もお願いしてみると良いでしょう。
社風や詳細な企業情報を得る
一口に外資系と言っても文化は会社や本社の国によって異なります。
例えば日本の企業でもサイバーエージェントと日本経済新聞社の社風は真逆でしょう。
アメリカが本社の企業とスウェーデンが本社の企業ではカルチャーが全然異なります。
こういうように、自分が求めている社風がある企業はどういうところなのか情報を転職エージェントに伝えながら情報を得ると良いでしょう。
転職エージェントはその希望をもとに最適な会社を紹介してくれるはずです。
外資系企業の非公開求人を紹介してもらう
これは日系企業の転職でも同様ですが、一般には公開されていない特別なポジションというのが存在しています。
理由は大事なポジションなのでどこぞの馬の骨が応募してこないように、限られた人だけが応募できるようになっています。
そして転職エージェントが候補者を紹介する際にもこの人はこのポジションに相応しいだろうかと考えながら紹介します。
このような非公開求人は転職エージェントに伝わっているケースがけっこう多いため、自分から積極的に聞いてみると良いでしょう。
年俸や契約内容の条件交渉をしてもらう
内定が決まったあとは契約交渉についてです。
自分ではなかなか言い出しづらい年俸に関する交渉やその他契約内容の交渉をお願いしましょう。
転職エージェントの担当者はあくまで私達の味方です。
全力でサポートしてくれるので、多少わがままな事も言ってみましょう。
回数が多い英語面接の対策アドバイスをもらう
外資系企業の面接は回数が多い事があります。
そして回数を重ねるほど外国人社員による英語面接が増えてきます。
ここが外資系企業の難関ポイントです。
外資系企業に強い転職エージェントも英語が担当な方がほとんどですので、英語面接のロープレを積極的に頼んでみましょう。
私も実際に英語面接のロープレを転職エージェントの方をお願いしてみて、初めは恥ずかしかったですが結果的にやった良かったと思っています。
外資系企業への転職に強い転職エージェントまとめ
いかがだったでしょうか。
外資系への転職に強い転職エージェントを10社紹介してきました。
冒頭にも記載しましたが、外資系の企業に転職したいなら外資系の転職エージェントに1社は登録しておきましょうというのが筆者からの一番のメッセージです。他のウェブサイトに掲載されているような日系の転職エージェントだけだともったいないですし機会損失に陥るでしょう。
更に日系でも他国にオフィスがあるような会社も登録しておくことで万全かと思います。
現在は外資系の企業の方が日系よりも給料が良いのは明らかですし労働環境も整っています。
みなさんのキャリアアップができることを願っています。