(当サイトには広告が含まれます。)シンガポールでの転職をお考えでしょうか。
こちらの記事にも記載しましたが、シンガポールの日系転職会社は数多く存在します。
その中でも今回は実際に筆者が申し込んで体験した会社の中からJACリクルートメントをご紹介したいと思います。
目次
JACリクルートメントの紹介
JACリクルートメントは1988年に設立された会社で一部上場企業です。
シンガポールでの活動は30年以上にもなり、日系人材会社としては、最も長く豊富な実績を持つグループといえるでしょう。
シンガポールの他にも世界11カ国に拠点を置き、アジア、ヨーロッパ日本で人材紹介ビジネスを展開しています。
専門分野は多岐に渡っており、経理/財務/会計、銀行/金融サービス、建設/土木、エンジニアリング/製造、医療/ヘルスケア、総務/人事/事務/秘書/サポート、IT/通信、マーケティング/広報、営業、物流/サプライチェーン/購買、経営/管理職/コンサルティングと非常に幅広いです。
JACリクルートメントの評判・口コミ
それでは、実際にここから自分がカウンセリングをしてもらったときの体験談も踏まえながら、感想を紹介できればと思います。
求人のレベルが高い
まずはじめに、紹介される求人が他の人材紹介会社よりもレベルが高いという印象を受けました。
求められる内容も高いのですが、その分給料も上がります。
自分が申し込んだ時はレベルが高すぎて僕が申し込めないもがある一方で、これであれば受けれそうだなというポジションもあるので、上位ポジションを中心に多くの案件を企業から紹介してもらっているんだなという印象を受けました。
2年〜3年くらいキャリアを持っている方は一度JACリクルートメントのカウンセリングを受けて求人を紹介してもらうといいかもしれません。
おそらく何か求人は紹介してもらえるかもしれませんが、一方で彼らが持っている案件の大半はシニア系が多いというのも特徴です。挑戦するにはアリですね。
担当者が現実的である
僕がカウンセリングを受けたとき、JACリクルートメントの担当者は日本人の方でした。
その担当者はシンガポール何年もいてこちらの内容を熟知されている方でした。
人材紹介会社のビジネスとは、求人者が転職しその会社で働き始め、初めて紹介料として企業から人材紹介会社にお金が払われるので、人材紹介会社としては一人でも多く企業に紹介をしたいというのが気持ちではあります。
ただ、JACリクルートメントの場合、その人の特性やスキルを理解した上で紹介する場合は紹介しますし、まだ力量として不足していたりする場合は無理して紹介をしようとしません。
そういう意味で、本当にマッチングを大切にしているんだなあと感じました。
人材紹介会社にとってお客様は我々求職者と企業の2種類があります。
単純にとにかく人を企業に紹介しているような人材紹介会社は企業側から信頼がされないため、将来的に紹介してもらえる案件が少なくなってしまう可能性もあります。
そうした上でJACリクルートの場合本当に適切な場合のみ紹介してくれるので、そこは求職者としてカウンセリングを受けていて信頼できるポイントだと思いました。
面接ごとに対応方法を教えてくれる
これはもしかすると他の転職会社も同じかもしれませんが、面接のカウンセリングを行ってくれます。
彼ら自身が面接慣れしているので、非常に的確なフィードバックをもらえますし、何より練習できるというのはとてもありがたいです。
というのも、シンガポールで転職しようと思うと面接の言語は英語になります。
日本語で面接したことはあっても英語面接というのはみんながみんな経験したことは無いと思います。
実際にやってみるとわかりますが、初めての英語面接はかなりキツイです。
スクリプト(台本)を用意しててもそれでも思い出したりするまでに時間がかかりますし、何より面接中そんなに頭をフル回転できません。
なのでJACリクルートメントの担当者に英語面接をお願いできるというのは非常に為になります。
英語の流暢な日本人の方が対応してくれますし、場合によっては日本語を話せるローカルの方が対応してくれます。
シンガポールの英語といのは非常にアクセントが独特で、アメリカやイギリスに留学していた方でも聞き取りづらいとよく聞きます。
JACリクルートメントのローカル担当者の方に英語面接をしてもらうと、シンガポールの英語の発音にも慣れておく事ができます。
JACリクルートメントのデメリット
メリットを紹介したのでデメリットも合わせて紹介しておきます。
それは、ポジションが限られるという点です。
冒頭にも記載しましたが、基本的にはレベルの高い求人が多く紹介されています。
なので20代前半のようなスキルがまだ十分についていない方向けの案件をあまり持っていないというのがあります。
また、英語の履歴書作成も他の会社であれば添削などしてもらえる会社もありますが、基本的にはあんまりないです。ただ、英語の履歴書が完璧でなくても求人の紹介自体はしてもらえるので安心してください。
シンガポール転職・就職活動を有利に進めるコツ
これまでJACリクルートメントの紹介をしてきましたが、最後にシンガポール転職・就職活動をする上で大切な事を3つ紹介します。
英語の履歴書の準備
これはシンガポール転職以外に、海外転職に共通して言えることですが、英語の履歴書が必要になります。
自分自身で作成しつつ、可能であれば語学学校の先生や人材紹介会社の担当者に見てもらうと良いです。
英語が得意な方でも履歴書として記載する英語の書き方は独特です。
人材紹介会社は2つ以上登録しましょう。
人材紹介会社は1つに絞ることなく複数社登録しましょう。
理由としては、1社だと求人情報が限られることと、常に比較をしながら進めていくほうが効率的であるからです。
そして人材紹介会社によって得意な企業ジャンルがあったり、極秘である人材紹介会社だけに求人をおろしている場合もあります。
この記事で紹介したJACリクルートメントはハイクラスの案件を中心に持っていますが、リクルートエージェントや、Reeracoen(リーラコーエン)は中堅のポジションを数多く保有しているので別の求人を紹介してもらえるチャンスがあります。
大学は卒業しておきましょう
シンガポールで働こうとするとビザが必要です。
その際に、大学を卒業していることがある種絶対条件だったりします。
ビザについては別の記事でまとめているので読んでもらえればと思いますが、卒業した大学によって最低給料も変わってきます。
隣国のタイやマレーシアはそこまで厳しくありませんが、シンガポールの場合は大学卒業(学士)は持っておきましょう。
JACリクルートメントを使ってみた感想|まとめ
いかがだったでしょうか。
結論、JACリクルートメントは非常に良い人材紹介会社だと思います。
一方で、一社だけと連絡を取るというのはいささか機会損失な気がします。
シンガポール転職では情報が大事なので最低でも2社以上登録することをおすすめします。
シンガポールの人材紹介会社についてはこちらで詳しく紹介しています。
では。