このブログを見る方の基礎というか、インターネット広告とはなんぞやという方の為に、記載しておきます。テーマはインターネット広告・デジタルマーケティングについて。
目次
そもそもマーケティングとは?
デジタルマーケティングに入る前に、マーケティングとはについてです。みなさんもマーケティング部とか、マーケティング専攻とか、様々なところでマーケティングという言葉を聞いていると思いますが、もう少し噛み砕いてみたいきましょう。
いろいろな解釈がありますが、ここでは、マーケティング活動とは企業や組織のサービスやプロダクトをよりよくするための行動というふうに抑えて頂ければ問題ないです。
少し学問的なお話になりますが、マーケティングと呼ばれる世界には4つのPに分かれています。
Product(プロダクト):商品の内容や構造をいいます。
Price(プライス):値段ですね。
Place(プレイス):流通とか、販売経路みたいなものです。
Promotion(プロモーション):いわゆる、広告の分野です。

今回はこのPromotionについてお話していく事になります。
もしこの当たりを体系的に学びたいという方がいらっしゃれば、こちらの本がオススメです。
ゼミナール マーケティング入門 第2版 (日本語) 単行本 わりと、本気で読む必要がありますが、かなり体系的に学べます。MBAの基礎としても学ぶべき一書です。
このProduct,Price, Placeについてはそれぞれ商品企画部や営業部や販促部の方が関わっているので、マーケティング活動はわりと多くの方が関わっている事になります。
ただ、ここではPromotionをメインに話していく事になります。
Promotionといえば広告
マーケティング4Pの中のPromotionとは、お客様に商品を買ってもらう為の活動なので、例えばサンプリングとか、ポップアップストアとか、イベントとかも入ります。
今回はデジタルマーケティングが軸なので、広告という要素について掘り下げていくと、デジタルマーケティングはTV広告やラジオ広告などと同じカテゴリに属しており、商品をターゲットユーザーに対して適切な方法(クリエイティブ)で届ける方法になります。

デジタルマーケティングはあくまで、マーケティングの4PのPromotionの中の更にDigitalという分野になるため、マーケティングのごくごく一部という事がわかるかと思います。
しかし、アジア各国ではデジタルメディア(InstagramとかYoutube)に時間を使用する方がテレビよりも多くなっているため、デジタルマーケティングが非常に注目されています。
デジタルマーケティング(インターネット広告)というと、日本では費用対効果が非常に重要視されていてCPAを抑えたい、とかROASを〇〇%に抑えたいなどと言った要望が広告主から来ますが、アジアのデジタルマーケティングの場合、もちろんパフォーマンス型のキャンペーンもある一方で、ブランディングとしての広告も非常に問い合わせがあります。テレビを見ず、携帯だけで生活しているからですね。
インターネット広告にはどんなものがあるの?
インターネット広告とは、どういったものがあるのでしょうか?
これは少し量が多くなってしまうので、別のブログで記載することにします。
インターネット広告の良いところ
- 配信したら変更不可能なTV広告やラジオ広告とは異なり、変更が可能なのでパフォーマンスを改善する事ができること
- 性別・年齢・興味関心など細かくターゲティングをかけることができる所
- ユーザーファネルによって、様々なプラットフォームを組み合わせてトータルソリューションを提供できる所
- テレビなどと異なり数十万円から実施が可能
- 効果が全て数値で出るため、明瞭であり次回への改善に繋げやすい

デジタルマーケティングの運用方法とは?
ユーザーが使用するプラットフォームが違う限り、そのプラットフォーム(FBとか、Instagramとか、Twitterとか)毎に広告枠があり、広告の配信のされ方が違います。
テレビCMやラジオ広告だと、番組やエリアでCM15秒につきいくらという設定ですが、インターネット広告、例えばFacebook広告の場合、性別・年齢・住まい・言語の基本情報の他に、興味関心(日本旅行・車・金融・不動産)をターゲティングすることができます。
また、広告の配信もテレビのように一度配信したらその枠のみ配信すると異なり、効果に応じて配信するターゲットやクリエイティブを変更することができます。

アジアでのインターネット広告とは?
こちらは、次のブログで紹介することにします。
では。