【フィリピン編】アジアのデジタルマーケティングについて

フィリピンのデジタルマーケティングについて解説していきます。

フィリピンの基本情報

人口:約1億人
言語:タガログ語・英語
宗教:キリスト教

2020年のインドネシアのデジタル広告市場規模はUS$577 million。
日本円でいうと約590億円くらいです。
日本の2019年のデジタル広告市場が2兆1,048億円といわれているため、日本に比べると40分の1程度の市場規模となっていますが、日本以上にその成長率が高いです。

今は広告費全体の25%がWEBとなっていますが、数%ずつシェアを取っているので、

フィリピンのSNS状況

次にフィリピンのSNS状況について見ていきたいと思います

1位がFacebook、2位がYoutubeとなっています。
個人的な感覚で言うと、Instagram、Tik tokもアクティブユーザー数は比較的高い割合です。

年齢別のグラフです。
44歳までのユーザーが大半を占めています。
逆に高齢になるとSNSはほぼやっていないのでしょう。

セルフィー世界一?

話は少しそれますが、フィリピンはセルフィー(自撮り)の投稿数が世界一です。
少し前の情報にはなりますが、TIMEが発表した「世界セルフィー( 自撮り)投稿数ランキング」で世界一位を獲得しています。
このデータは、インスタグラムへの セルフィー(自撮り)タグ付きの投稿数を調べてランキングにしたものです。
投稿した写真を自身のSNSに投稿します。2014年はFacebookへ投稿していたのですが、時代の移り変わりと共にInstagramやTik tokへとそのプラットフォームを変えてきました。

フィリピンにおけるデジタルマーケティングの位置づけ

ブランディング施策を講じるのであればTVCMなどは未だ強みを持っています。
一方で若年層や女性をターゲティングする場合、SNSを使った施策も多いです。
特にInstagram・Tik tokを使用したキャンペーンは他の国と比較すると多いように思います。
また、セルフィー大国であることから転じて、インフルエンサーが多い国でもあるため、インフルエンサーマーケティングも盛んに行われています。

フィリピンのインターネット広告のプラットフォームは?

フィリピンのプラットフォームを紹介していきます。
英語圏の国なので、主にグローバルプラットフォームで構成されています。

Google 検索型広告

ユーザーが検索したときに受け皿となる広告です。フィリピン人のほとんどがGoogleを使用している為、検索型広告はこれ一つで十分です。
ただ、あまり文字を読む文化が無いため、潜在層を狙うというよりかは、指名検索で入ってきたユーザーを刈り取る程度にする方が良いかと思います。

Youtube

動画広告をする際には、Youtubeでいいかと思います。
前述のグラフにもありましたが、フィリピン人のYoutubeの視聴時間は非常に長いです。
Facebookと合わせて実施すると更に良い効果が得られるかと思います。

Google ディスプレイネットワーク

Googleが提供しているディスプレイ型の広告になります。クリック単価が低く、多くのトラフィックを集めることができます。
ただ、サービスにもよりますが、質の良くないユーザーが入ってくることが多いです。

Facebook/Instagram

広告媒体として使用するという方法もありますし、自社のアカウントを作成してファンを増やす為に使用するという活用の仕方もあります。
どちらのアカウントを中心に運用するかは自社のターゲットオーディエンスがFBとIGのどちらを多く使用しているかを判断軸とするといいでしょう。

Tik tok

若者を中心としてターゲティングするのであれば、Tik tokがオススメです。
とりわけフィリピンは若年層のユーザー数が多いため、Facebookを使用するよりもTik tokやInstagram中心にマーケティング活動をした方がいいケースもあります。
「〇〇チャレンジ」みたいなキャンペーンを打つこともできますし、普通に広告配信としても使用することができます。
個人的には日本のTwitterを使って広告キャンペーンを実施する感覚で、バズらせる感じです。

フィリピンのデジタルマーケティングで気をつけるべきポイントは?

質の問題

これはサービスによりけりですが、例えばBtoBサービスの場合、CV(問い合わせや資料請求)してからナーチャリングや実際の商談があるわけですが、見込みのない無駄な問い合わせがフィリピンは非常に多いです。
また、FacebookやInstagramを運用していても悪質なコメントや、投稿と関係のないコメントなどがたまに散見されます。
始めは「他の国より問い合わせ多い」「たくさんエンゲージメントがきている」などポジティブに見えるのですが、だんだんと無駄なものが多いことに気づきます。
これに付随して、Google、FBに関わらずクリック率も他の国と比較すると高めですが、CVRがやたら低いケースもあります(とりあえずクリックだけして終わるケース)
これは実体験ですが、PCユーザーは質が高いです。(数は少ないですが)

締切に対する考え方

これはデジタルマーケティングとは直接は関係ないのですが、フィリピン人は締切を守る事が苦手です。
もちろん人によりけりですが、それでも僕はフィリピン人は締切を守らない、または軽んじる国民性だと思います。
日本人仕事をしていると締切は守って当たり前みたいな風潮がありますが、フィリピン人の場合は「数日遅れてもOK」みたいな風潮があるので、そこは気をつけてください。

貧富の差

マニラやセブ、ダバオなどは別として、フィリピンは十分に所得を持っていないユーザーが多いです。
そういうユーザーに限ってクリックだけはやたらとして、CVは行わなかったりします。
消費財であればまだいいのですが、旅行系やビジネス系、金融商品などだとそのクリック・リーチはビジネスに意味がなかったります。
なので、商品によっては地域設定をすることをおすすめします。

最後に

いかがだったでしょうか。
この記事を書いていて思いましたが、フィリピンは気をつけるポイントが多いです。笑
特に締切の感覚とかはビジネスの根本に関わる部分だったりするため、日本人とフィリピン人ってあまり相性が良くないのかもと思ったりもします。
僕自身も何度もフィリピン人の仕事のやり方に苛立ったことがありました。
これからフィリピン人とお仕事をされる方は、寛大な心を持って臨まれる事をオススメします。

フィリピンのインフルエンサーについてはこちらから。

【今が旬】フィリピンのインフルエンサー10選【2021年版】

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