インフルエンサーマーケティングが流行っていますが、実際インフルエンサーと仕事をするのはいささか骨が折れます。
今回は実際に筆者が体験したインフルエンサーにまつわるトラブルやハプニングを紹介していきたいと思います。
目次
トラブル編
フォロワー数ごまかしていない?
シンガポールのインフルエンサーを選定していたときの事です。
その方のインスタグラムのフォロワー数は8万人いるのですが、フォロワーの国籍を見てびっくり。
シンガポールのフォロワー数は20%にもいかず、他はブラジルやインドネシアが大半だったのです。
結局彼女は選びませんでしたが、彼女いわく海外のファンが多いとのこと。。
かなり匂います。
猫って・・・
インスタグラムのフォロワー数25万人を持つ美容系のインフルエンサーに仕事の依頼をかけようとメールでやり取りをしていた時のときです。
ほぼ彼女に決まりかけていたのですが、突然彼女からの連絡が途切れます。
メールやInstagramで連絡を連絡をしても一向に返信が帰ってきません。Instagramのストーリーズは更新されているのに…。
数日して、メールが帰ってきたところ、「猫が急に亡くなってしまい、その埋葬などで忙しかった」と連絡がありました。
それでも連絡が来たのでお仕事をしたい旨を伝えた所、そこから一切連絡が来ませんでした。
百歩譲って興味が無いなら断りの連絡が欲しかったのと、猫が亡くなったから1週間連絡しないっていうのもちょっと理解ができません、、、
あなたは何様ですか?
30万人のフォロワーを持つ25歳のインフルエンサーに仕事を依頼した時のことです。
広告主の商品と一緒に写真をインスタグラムで投稿するという内容でした。
投稿用のドラフトができあがって確認したのですが、少し依頼と内容が異なっており(商品のロゴが写っていないなどの軽微なものです)、再撮影をしてくださいとお願いした時のことです。
そうすると彼女から「再撮影はできません」と返信がきます。。
芸能人ですら広告主が同席しながらもカメラマンと一緒に撮影を進めるのが当たり前なのに1度の撮影で広告主の確認なしに進めようとするのはかなり驚きでした。
そして「もし再撮影をするのであれば追加料金がかかる」というのです。
締切という言葉を知っていますか?
アジア7カ国でそれぞれの国のインフルエンサーに同じ内容の投稿をしてもらうキャンペーンです。
6カ国のインフルエンサーは基本的には締切には間に合ってくれるのですが、フィリピンだけ半数以上が締切を守りません。
ほんとに、守らないんです。1回や2回でなく、同じ人が何回も注意しているのに守りません。
結局、フィリピンだけは締切を通常の2日前に設定して、遅れて共有されることを前提に何ヶ月か依頼をかけていました。
ハプニング編
大丈夫って言ったじゃん。。。
インフルエンサーと一緒に日本に撮影をしに行ったときの事です。
前々から彼女の好き嫌いについては何度もマネージャーに確認して何も無いと言っていたのですが、いざ日本の海岸地域の県に訪れてレストランで海鮮を食べながら撮影をしようとすると、彼女が「生魚が食べれない」と言い出します。
いやいやいや、あんなに何回も聞いて大丈夫って言ってたのにそれはないでしょ。
とはいえ広告主には大丈夫って言っているのは我々代理店なので、マネージャーに説得しにいき、しぶしぶ食べてもらうことに。とはいえ一瞬肝が冷えました。
代わりを探してください・・・
こちらもインフルエンサーと日本に撮影に行った時のお話です。
彼女のカメラマン兼マネージャーと2人で行く事になっていたのですが、渡航1週間前になって、行けないと言いだします。
何でかと尋ねると「彼氏と別れて、彼が日本についていく予定だったから代わりがいない」と言うのです。
そもそもカメラマンというから同行を許可したのにただの彼氏というのは、、、呆れます。結局その方は友達も誘うことができず一人で日本に来ていました。
最後に
いかがだったでしょうか。
これらは実際に起きたうちの一部になります。
実際はもっと面倒なことも起きていたりします。
CMやオンライン広告であれば一度設定をすれば基本的には何事もなく配信がされるのに対して、インフルエンサーは人なので、一人ひとり相手にしていると時間と労力がけっこうかかるんです。。
こういったハプニングを知っておくことで、実際に体験したときに、「あ、ほんとに起こった」と思うことで怒りのボルテージが上がるのを防げればと思い書きました。
海外のインフルエンサーのハプニング・トラブルを書きましたが、日本のインフルエンサーはもう少し真面目な方が多いですかね。
もしインフルエンサー絡みでなにかハプニングが起こったときは僕にも教えて下さい。
では。
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