タイでソーシャルメディアを活用した広告展開にお困りではないでしょうか。
タイのソーシャルメディア利用時間は世界8番目です。(出典:We Are Social)
なので、ソーシャルメディアを使った広告展開が有効なのです。
しかし、国が異なるため文化や需要などが違い、適切なアプローチも異なります。
文化に対する理解がなければ成果に繋がる広告展開は難しいです。
本記事を参考にして、タイのソーシャルメディア事情を理解し、タイでのプロモーションを成功させましょう。
目次
タイのソーシャルメディア事情
まずは、タイのソーシャルメディア事情について見ていきます。
タイでデジタルマーケティングを行うならソーシャルメディアの活用が効果的です。
タイでは、インターネットユーザー5,700万人のうち、5,100万人がソーシャルメディアを利用しているのです。(出典:We Are Social)
ソーシャルメディアの利用時間は世界8位
タイのソーシャルメディア利用時間は2019年1月時点で世界8位です。(出典:We are social)
一日に約3時間以上もソーシャルメディアを利用しています。(出典:We are social)
日本でのソーシャルメディア利用時間は36分なので、約5.3倍の利用時間です。
利用時間の長さから見ても、ソーシャルメディアの浸透が読み取れます。
ソーシャルメディアの利用者は若年層が多い
タイのソーシャルメディア利用者は若年層が多いです。
タイのソーシャルメディアのプロフィールからみた利用年齢は、18-34歳が60%と若年層が大半を占めます。(出典:We are social)
利用年齢の割合からみて、SNSの利用状況が日本とおおよそ似ていると推測できます。
SNSからの購入割合が高い
タイでは、SNSからの購入割合が高いです。
2016年のネット通販利用者による購入経路調査では、ネット通販利用者のうち51%の人がSNSを通じて購入しているという結果がでています。(出典:SankeiBiz)
更に、その内の53%がSNSのレビューを参考にして購入しているのです。(出典:SankeiBiz)
このように、タイではソーシャルメディアによるプロモーションが大きな成果をあげています。
タイで人気のソーシャルメディア
以上の内容で、タイではソーシャルメディアが多くのユーザーに利用されていることはご理解いただけたと思います。
ここからは、タイで人気があるソーシャルメディアの紹介です。
タイで多く利用されているソーシャルメディアを把握し、より効果的な広告展開を実現しましょう。
タイではFacebookが多くのユーザーに使われています。
2018年1月時点の調査結果では、月あたりに5,100万人のユーザーがFacebookを利用しているのです。(出典:We Are Social)
全インターネットユーザーが5,700万人なので、90%近い人がアクティブユーザーとして利用しています。(出典:We Are Social)
Facebookユーザーの年齢層の分布を見ると、25-44歳までの年齢が多いです。
このことから、タイではFacebookがビジネスユーザーの情報収集やコミュニケーションツールとして使われていることが推測できます。
Facebookはタイにおいて、SNSとコミュニケーションツールの両方でビジネス世代に浸透しているソーシャルメディアなのです。
Instagramもタイで多く使われているソーシャルメディアです。
月間利用ユーザーは、2018年1月時点で1,300万人になります。(出典:We Are Social)
Facebookと比べると、25%程度のシェアです。
AUN CONSULTING, Inc.の、「タイで利用頻度が多いSNS」という調査の結果、Instagramは2番手の位置にいます。(出典:AUN CONSULTING, Inc.)
一方NapoleonCatの調査では、タイのInstagramユーザーは、Facebookに比べて年齢層が低いです。(出典:Napoleon.cat)
Instagramはタイにおいても、日本と同様に若年層向けの娯楽目的のツールに使われていると推測できます。
YouTube
YouTubeはタイでも大人気です。
2016年時点でYouTubeの視聴時間は世界第8位でした。(出典:BangkokPost)
2019年8月時点動画総再生数は29億回のユーチューバーがいたりと、その人気ぶりが推測できます。(公式チャンネル)
YouTubeでは、Google 広告で動画の間に広告を入れたり、ユーチューバーと交渉してCMをしてもらったりと広告展開の選択肢が広いです。
幅広い選択肢があるので、適切に広告を打つことで対象にリーチしやすくなっています。
YouTubeはタイでも強い影響力をもったメディアなので、広告展開にオススメのソーシャルメディアです。
タイにおいてTwitterの影響力はそれほど強くありません。
AUN CONSULTING, Inc.の、「タイで利用頻度が多いSNS」という調査の結果、Twitterは3番手の位置におり、そのシェアは全体の6%です。(出典:AUN CONSULTING, Inc.)
また、Twitter内の投稿数の割合から見ても、タイのツイートは少なく全体の1%になります。(出典:We Are Social)
このようにタイでのTwitterの影響力は日本ほど強くないのです。
タイではFacebookを利用したマーケティングがオススメ
ここまで、タイで人気のソーシャルメディアを紹介しました。
タイでは、インターネット利用者の90%近くがFacebookを利用しており、Facebookでのマーケティングがオススメです。
ここからは、Facebookマーケティングをオススメする理由を解説します。
理由1:ユーザー数が多い
Facebookを利用したマーケティングをすすめる理由として、まず第一にユーザー数の多さが挙げられます。
タイでのFacebookのアクティブユーザー数は、5,100万人です。
人口が約6,900万人なので、全人口の70%以上が利用しています。(出典:JIRAF公益財団法人国際労働財団)
Facebookは、影響力が大きいソーシャルメディアといえるのです。
理由2:容易に始められる
Facebookマーケティングは、容易に始められます。
FacebookマーケティングはFacebook上に企業ページ作れば始めることができるのです。
以下で簡単に手順を紹介します。
1.個人アカウントを作成後、特設ページにアクセスしてください。
2.ページ名とカテゴリを入力し、[次へ] をクリック
3.プロフィール写真を選択し、[Upload a Profile Picture] をクリックここに追加
4.カバー写真を選択し、[カバー写真をアップロード] をクリック
企業ページがあればLPなどの広告クリエイティブがなくても広告展開できます。
このように、Facebookマーケティングは容易に始められるのです。
Facebook広告を打てる
FacebookではFacebook広告を打てます。
Facebook広告とは、Facebookが公式に運用する広告機能です。
1日100円~予算を設定して予算内で広告を配信してくれる手軽さが魅力になります。
公式から展開されている広告機能が使えるのは、Facebookの強みです。
Facebookを使ったプロモーションの事例
Facebookを使ったプロモーションの事例を見ていきましょう。
タイにおいて、インターネットを利用している若い世代の旅行者に向けたSNSマーケティングは戦略の要になっています。
また、タイは近年の経済発展により富裕層の数が大幅に増えており、日本に訪れる観光客も増加しています。
このため、グローバルプラットフォームであるFacebookの広告はタイ国内だけでなく訪日層へのマーケティングとしても有用なのです。
続いてはFacebookを使ったプロモーションの事例のご紹介します。
サンリオピューロランド
サンリオピューロランドは、東京都多摩市にある屋内型のテーマパークです。
サンリオピューロランドでは、Facebook、Instagram、YouTubeなどあらゆるSNSを運用しています。
なかでもFacebookページでは人気キャラクター投票、キャンペーンやイベント情報などの最新情報を発信しています。
Facebookならではの自由度の高さを生かして写真と文章で細かくキャンペーン情報を紹介しているのが特徴です。
最後に
いかがだったでしょうか。
タイのソーシャルメディア事情について解説しました。
タイではソーシャルメディアの利用が活発で、なかでもFacebookは最も利用率が高いです。
もしタイのデジタルマーケティングでお困りごとがあればご相談ください。
タイの事例や市場の最新データをもとに、企画・提案・サポートいたします。
グローバルレベルのWebマーケティングスキルを身に着けていますので、きめ細かい提案が可能です。
現地の広告状況を常にレポートし、最善の広告運用ができるように改善サポートします。
では。
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