アジアでBtoB向けのデジタルマーケティングをお探しでしょうか。
toC向けのマーケティングとは異なり、BtoB向けのマーケティングは一味異なります。
インフルエンサーやっても効かなかったり、そもそも広告を配信しても全然関係ない人にリーチされてしまって、にもかかわらずお金がかかってしまう。
そこで、今回はToB向けのデジタルマーケティングの事例を紹介します。
目次
【BtoB向け】企業のデジタルマーケティング事例【10選】

この記事ではアジア各国で行った各企業の事例10個を紹介していきます。
BtoBのデジタルマーケティングのポイントとして、以下があります。
- ウェブサイトのコンテンツを充実させること
- SNSでの発信を継続的に行うこと
- PRなどメディアへの露出
- SEO対策
上記4つを対策することである程度信頼性のある企業と認識されることができます。
また、通常の広告配信やインフルエンサーと異なり、お金をかけずにできることもあるため、社内でリソースを作り継続的に発信しけば初期コストはあまりかかりません。
完全にToB向けの企業であればWebSiteにあまり力を入れていないケースが散見されます。
ただ、今の時代全員がインターネットにアクセスできる環境です。
インターネット上での顔となるウェブサイトやSNSページを疎かにすることは決して得策とはいえないでしょう。
これから紹介する企業はウェブサイトやSNSでの発信を継続的に工夫しながら行なっています。
この記事を読むことでToB向けでマーケティングをお考えの方のアイデアになると思います。
それではいきましょう。
事例10選
V-Key Inc.
サイバーセキュリティ企業であるV-Key社は、シンガポールで最も急成長している企業のひとつです。ここでは、彼らのマーケティングの事例を紹介します。
コンテンツ
彼らのwebsiteは非常にコンテンツが豊かに作成されています。
記事やダウンロード可能なケーススタディ、お客様の声を収録したビデオなどを多数用意しています。また、ニュースやプレスリリースも定期的に掲載しています。

このように、新しいニュースやUpdateをしていると、非常に活発に動いている企業だと伝えることができます。
ソーシャルメディア
LinkedInでは、5000人以上のフォロワーがいて、かなり活発に活動しています(週に1~2回程度の投稿)。
また、Facebookでも活動を活発化させようとしています。

LinkedInはアジアではビジネス上でよく使用されているメディアなので、ぜひまだ登録していない方は登録してみましょう。
PR
V-Keyは「Tech in Asia」、「The Straits Times」、「The Business Times」などで紹介されています。最近では、Ingram Micro社からSingapore Comet Competitionの優勝者として表彰されています。
講演会を通じたブランディング
彼らは、シンガポールコンピュータ協会やDiSGが主催する「Fintech: eKYC & Digital Bank」などのパネルディスカッションやイベントに参加しています。
こうすることで会社の知名度も上げることができます。

LogiNext Solutions
インドを拠点とするテクノロジー企業、LogiNextは、アジアで最も急速に成長している企業のひとつです。
ここでは、彼らが何をしているのか紹介します。
コンテンツ
ウェブサイトの立て付けとして、彼らは問い合わせを増やすためにウェブサイトのコンテンツを作成しています。
ブログ記事、お客様の声、ニュース、プレスリリース、ホワイトペーパーやケーススタディなどのありとあらゆる種類のコンテンツを数多く作成し、ウェブサイトでのリードジェネレーションに役立てています。

PR
彼らの活動はDeloitte、Inc.、Forbes、Red Herring、Financial Timesなどでも紹介されています。
このような権威性のあるメディアが記事を書くことで、会社の信頼性が向上します。
SEO
彼らはSEOにも注力をしています。広告配信は全然関係の無い方にも配信されてしまう事もあるため、SEOを注力することで興味のある方だけを狙うことも有効な手段となります。
オーガニックなトラフィックが多く、バックリンクも充実しています。以下は、彼らがランクインしているキーワードの一部です。

SNS
Facebookには5,000人以上のフォロワーがいて、週に1回投稿しています。また、Twitterでは11,000人のフォロワー、LinkedInでは7,000人のフォロワーがいるなど、活発に活動しています。

Wavecell
テクノロジー企業であるWavecell社は、シンガポールで最も急速に成長している企業の一つです。
ここでは、彼らが行っていることを紹介します。
コンテンツ
彼らは、数多くのケーススタディ、証言、ニュース、プレスリリース、ブログ記事を作成しています。
また、リードジェネレーションやカスタマーサポートに便利なチャットボットも用意されています。

PR
また、TechCrunch、Business Insider、Tech Target、Pulse 2.0、UC Todayなどでも紹介されています。
SEO
こちらの会社もSEOに注力しています。
堅実なバックリンクプロファイルを構築しており、それがオーガニックトラフィックの獲得に貢献しています。以下は、彼らがランクインしているキーワードの一部です。

SNS
彼らは、Facebook、LinkedIn、Twitter、Instagramに週に何度も投稿しています。
LinkedInでは、13K近いフォロワーを抱えています。

Prive Technologies
香港の金融テクノロジー企業であるPrive Technologiesは、アジアで最も急速に成長している企業の一つです。
事例を具体的に紹介していきます。
コンテンツ
ニュース記事やプレスリリース、情報満載のブログ記事など、信頼性のあるコンテンツをウェブサイトに掲載しています。

PR
Business Wire、Finextra、Wealth Professional、IBS Intelligence、Verdictなどでも紹介されています。また、数々の賞を受賞しています。
SNS
リンクトインでは1400人近いフォロワーを抱え、フェイスブックでも活動を始めています。

Grain
食事の注文会社であるGrainは、シンガポールで最も急成長している企業のひとつです。また、企業イベントのケータリングサービスも行っています。ここでは、彼らが行っていることを紹介します。
コンテンツ
B2B製品のプロモーションには、お客様の成功事例や記事などのニュースを定期的に各種メディアに掲載しています。
BtoBのビジネスは何を具体的に行なっているかわからないことがあります。
成功事例などあると、この会社がどういうサポートをしてくれるのか理解するのに非常に有効です。

SNS
Facebookでは1万人近くのフォロワーがいます。
また、Instagramにも積極的に参加しており、12Kのフォロワーを抱えています。

SEO
しっかりとしたSEO対策を行うことで、十分な量のオーガニックトラフィックを得ることができます。以下は、彼らがランクインしているオーガニックキーワードの一部です。

Wantedly
一部の方は知っているかもしれませんね。Wantedlyの紹介です。
Wantedlyは日本に本社を置き、シンガポールと香港でも大きな存在感を示しています。
Wantedlyは仕事のポータルサイトであるだけでなく、雇用主に対しても、雇用主のブランディングに重点を置いた、優秀な人材を確保するための採用プラットフォームを提供しています。
SEO
毎月120万人のオーガニックトラフィックを獲得しています。
記事作成の際にもSEO対策を十分に行なっています。
彼らのウェブサイトのコピーは非常に素晴らしく、強固なバックリンクプロファイルを持っています。

SNS
LinkedInでも活躍していて、フォロワー数は約1400人。
また、Wantedly SingaporeとWantedly Hong Kongという地域別のページもあり、そちらの方が活発に活動しています。

PR
Forbes、Bloomberg、Human Resources Online、Vulcan Post、Business Wireなどでも紹介されています。
また、下記のメールからもわかるように、アカウントベースドマーケティングも行っています。

Niometrics
データマイニング技術を持つNiometrics社は、シンガポールで最も急成長している企業の一つです。
コンテンツ
ニュースやプレスリリースのほか、洞察に満ちた記事を定期的にウェブサイトに掲載しています。

BtoBを主に行っている会社のウェブサイトはきれいに整っていないことがたまにありますが、この会社は非常に整理整頓されています。
SNS
彼らはLinkedInにも積極的で、週に1回程度投稿しています。

Polestar Solutions
インドを拠点とするITソリューション&サービスプロバイダーのPolestar社は、アジアで最も急速に成長している企業のひとつです。
コンテンツ
ブログ記事、お客様の声、ケーススタディなど、優れたウェブサイトのコンテンツを作成しています。
また、ポッドキャスト、電子書籍、ウェビナーの記録、ホワイトペーパーなど、リードジェネレーションに役立つゲートコンテンツも作成しています。

SNS
彼らはLinkedInで非常に活発に活動しており、2000人近いフォロワーがいて、1日に何度も投稿しています。
また、YouTubeにも多くのビデオを投稿していますが、まだ登録者数や再生回数はそれほど多くありません。また、Facebookにも積極的に参加しています。

SHIELD
サイバーセキュリティ企業であるSHIELDは、シンガポールで最も急成長している企業のひとつです。
コンテンツ
ウェブサイトでは、ケーススタディやお客様の声を集めたビデオなど、素晴らしいコンテンツを作成しています。

SNS
彼らはLinkedInで8000人以上のフォロワーを持ち、かなり活発に活動しています。最近では、Facebook、Twitter、YouTubeにも頻繁に投稿するようになりました。

Buzzvil
韓国を拠点とする広告会社Buzzvilは、アジアで最も急速に成長している企業の一つです。
コンテンツ
彼らは、ブログ記事、製品アップデート、ニュース記事、プレスリリースなど、素晴らしいウェブサイトのコンテンツを作成しました。

SNS
Facebookでは2,000人近くのフォロワーがおり、月に何度も投稿しています。また、LinkedInでは約1,000人のフォロワーがいます。

最後に
いかがだっでしょうか。
10の企業を紹介してきましたが、デジタルマーケティングという文脈では共通していることは大きく4つです。
①ウェブサイトをしっかりと更新
②SNSをしっかりと更新
③PRなどメディアへの露出
④SEO対策
ウェブサイトやSNSはユーザーと広告なしの無料で繋がれる重要なプラットフォームです。
ウェブサイトとSNSの更新をしっかりと行うことで未来のお客様と出会えるかもしれません。
では。