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シンガポールで働くときの特徴について【言語・働き方・カルチャーなど紹介】

シンガポールでの転職・仕事を検討中でしょうか。

シンガポールは多国籍国家と言われているだけあって、世界中からいろいろな人がいます。

ですので働き方についても日本とは異なっています。

今回はシンガポールで働くときの特徴について、日本と比較しながらご紹介していきたいと思います。

シンガポールで働く|言語

はじめに、言語について紹介します。

シンガポールで働く場合、使用する言語は英語になります。

ローカルの方々も普段から英語で会話しているので、そこは比較的便利というか、安心かと思います。

例えばタイ、インドネシア、ベトナム、台湾などは自国の言語が強いため、英語を話すことができる人ですらもローカル同士で話す時は現地語で話します。

そうすると、ローカルとの間に距離感ができてしまうため、それらの母国語を話すことができない日本人は少なからず疎外感を感じる場面があります。

ただ、シンガポールであればほぼ全員が英語を話せるため、そういった疎外感を感じず、スムーズに仕事を行うことが可能となります。

中国語が話せればもっと強い

そもそも、シンガポールは中華系の民族が80%以上いる国です。

英語を話すことができると言いましたが、一方で中国語を家族内では話すような家庭も少なくありません。

また、たまにローカル同士でカジュアルな場面で中国語を話たりする場面があります。

そのような時に話に入ることができるとグッとローカルとの距離感を縮めることができます。

ですので、中国語ができるというのは、シンガポールにおいて非常にアドバンテージになります。

その他にもマレー語などもいいですが、やはり英語・中国語がメインとなります。

シンガポールで働く|働き方

シンガポールでの働き方はどのようになっているのでしょうか。

日本と異なり残業時間などあるのでしょうか。

働き方について紹介していきます。

基本的にはやることをやっていれば、あとは好きにしてどうぞという会社が多いです。

始業時間と終業時間

始業時間は午前9時の会社が多く、終業時間は午後6時に終わります。

お昼ごはんは12時か1時、またはフレックスになっている会社が多いです。

残業時間について

シンガポールの方々は基本的には残業はしません。

ですので、6時が終業時間だとすれば6時半には半数以上が帰っており、7時にはみんないません。

僕の会社でも7時以降まで残っている人々は基本的には日本人だけです。

シンガポールの人々が働いていないのかというとそういう事ではなく、非常に集中力高く仕事をしており、残業をしないとしているので生産性が高いのです。

そういえば東京の前職時代、ランチ後に眠くなってしまいデスクの前で寝ている同僚がいましたが、シンガポールに来てからは一度も見たことがありません。

ランチタイム

ランチタイムになると、数人でランチにでかけます。

日本であればコンビニで何か買ってデスクで食べるという人も少なくないと思いますが、シンガポールではおよそみんなランチにでかけます。

それも2人や3人でなく、6人や8人と大グループででかけたりします。

もちろん忙しい人はデスクで食べることもありますが、それは極稀で基本的にはランチにでかけます。

ただ、席が無い場合はみんなでテイクアウトしてオフィスのMTG roomで一緒に食べたりします。

ランチの時間もかなりフレックスで自由にどうぞという会社が多いように思います。

チャット?内線?直接話す?

同僚とちょっと話したい・質問をしたいとき、どのように連絡をしていたでしょうか?

僕の前職は東京でインターネット広告の会社で働いていました。1000人くらいのオフィスだったのですが、基本的には内線を使ってサクッと人にものを聞いたり、あるいは直接足を運んで聞きに行くという事が多かったのですが、シンガポールでは異なります。

基本的には社内のチャットを使いメッセージでやり取りをします。

このチャットですが、遠くの人だけでなく、近くの人にでもチャットで話し直接話すことはなかなかありません

ですのでオフィスが基本的に静かです。

これには、始めのうちはあまり慣れませんでした。言葉のコミュニケーションよりも話したほうがよっぽど伝わるし、早いので。

ただ、シンガポールではチャットが主流との事で徐々に慣れていきました。

服装について

シンガポールでは服装のルールが非常にゆるいです。

もちろん、銀行の営業や弁護士など職業上服装を気をつけなければいけない人たちはいます。

ただ、そうでない人は基本的には自由です。

男性でもTシャツ、短パン、サンダルで出勤している人もいます。

シンガポールには本当に多国籍の人が集まっているためルールやマナーも全然異なります。

仕事上のやることをやっていれば身なりは気にしないという人や会社が多いように思います。

有給消化

シンガポール人は有給を全て使い切ります。

日本のように全然使えず年末になって数日使うなんてことはありません。

どんなに仕事がある人でもしっかりと有給を入れます。

そして同僚に引き継ぎをして、有給中は仕事を一切しません。

日本だと、「僕は特に忙しい人だから有給は取れないな」と思っている人もいるかもしれませんが、シンガポールの人たちも忙しい人はいます。

ただ、みんな有給を取りますし、特に問題なく業務が進みます。要は仕組み化や効率性も問題なような気がします。

有給の種類について

有給の他にもMedical Leaveと言って病院に言って病気と診断された場合、Medical Leaveを使うことができます。

これは有給とは別で14日間あります。

有給と合わせると1ヶ月以上も休めます。

ただ、Medical Leaveをずるして使っているとあまり評価はよくありませんが、、日本だと熱が出ても有給を使わないといけませんが、シンガポールにはMedical Leaveがあるのでその点は良いです。

シンガポールで働く|転職頻度について

シンガポールの働き方について紹介しました。

続いてはカルチャーについて紹介していきます。

日本だと今でこそ崩れつつあるかもしれませんが終身雇用という文化があり、一社に何十年も働き続けるという文化がありますが、シンガポールでは違います。

シンガポールでは基本的には2〜3年で仕事を変えます。

日本人からするとジョブホッパー(仕事をころころ変える人)と思われるかもしれませんが、実は理由があります。

日本だと総合職という形で入社し、管理職として出世したりいろんな部署を転々とするようなキャリアを進むかもしれませんが、シンガポールでは入社時にそもそも何をするかという内容が明確に決められています。

それ以上でも以下でもありません。

何かを依頼されても、これは入社時の内容と違うのでやりませんと言うこともできます。

ということは、2〜3年同じようなことをし続けるわけです。

数年やっていればその内容はプロフェッショナルになるでしょう。そして次のステージに進みたくなります。

しかし、今の会社ではその内容しかできません。

なので別の会社に転職して自分のキャリアを磨いていくわけです。

そもそも総合職というポジションで新卒で入社している日本人と、ある程度専門性を持って仕事をしている外国人、シンガポール人の違いということができるでしょう。

競合への転職はアリ?

シンガポールの場合、競合へ転職することはOKです。

日本だと競合への転職を禁止しているような会社が数多くありました。

例えば電通で働いている人が博報堂に移る、TOYOTAで働いている人がHONDAに移るなど。

シンガポールの場合、それがOKとされています(もちろん前職の会社は困るでしょうが)。

なのでバンバン競合へ転職します。現実的にスキルを活かせますし、給料も高くなるので。

シンガポールで働く|まとめ

いかがだったでしょうか。

日本とシンガポールの働き方の違いを紹介してみました。

シンガポールは日本よりも比較的自由な部分が多く、働きやすいと思います。

かつ、残業時間も少ないです。

これを見ているみなさんもシンガポール就職・転職に挑戦してみてはいかがでしょうか。

では。

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