(当サイトには広告が含まれます。)シンガポールでの転職・及び海外での転職をお考えでしょうか。
シンガポールを含む東南アジアには日系人材紹介が進出していますが、その中でも今回はリクルートエージェントを実際に筆者が使ってみた感想を記載していこうと思います。
目次
リクルートエージェントの紹介
リクルートエージェントはリクルート系列の人材紹介会社になります。
強みとしては、転職者支援実績No.1であることです。
日本市場での転職案件から、グループ会社を通じて海外の案件まで取り扱っています。
リクルートエージェントの強み
数々のサイトにも載っていますが、リクルートエージェントの強みは以下になります。
- 求人数No.1で、幅広い業界や職種に対応してる(さすが日本一の人材紹介会社、、)
- サポートの質が高い(リクルートの社員さん、優秀です。)
- シンガポールだけでなく、全世界の求人を保有している
- 非公開求人数が多い(ここのポジションは高条件ですがハイレベルです)
紹介案件情報
リクルートエージェントの利用者層は25歳〜37歳の方が多いです。
ですのである程度スキルを持った方々の転職サイトという位置づけでしょうか。
登録している案件も管理職はそこまで多くなく、むしろ自身のスキルを生かして活躍するものが多い印象を受けました。
使い方
リクルートエージェントには2つの使い方があります。
キャリアアドバイザーと相談しながらすすめるパターン
キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者が自身の希望の条件に合わせていくつか求人を紹介してくれるパターンです。こちらがメインの使い方になります。
会員登録後、メールが届くので、それに沿って電話したりオンライン面談したり進めていきます。
実際に転職意欲が固まっている方におすすめしたいです。
求人情報一覧を使用する方法
一方、キャリアアドバイザーと話をするところまではいかないけれど、実際にどういう案件があるのか見てみたいという方におすすめなのが求人情報一覧になります。
こちらでは、シンガポールを含む海外でどういう求人が現在あるのか確認できます。
金融関係の案件が多いな、駐在の案件ならシンガポールとタイであるな、など全体感を掴むのに最適です。
無料登録後キャリアアドバイザーからメールが来るので、まずは求人検索したいのでログインID/Passくださいと言ってみましょう。
リクルートエージェントの評判・口コミ
ここからはリクルートエージェントというサービスを使ってみての感想となります。
転職状況に合わせての使い方が可能
ご説明した通り、リクルートエージェントには2種類の使い方があります。
- キャリアアドバイザーと直接話しながら自分に合うポジションを紹介してもらえる
- 求人情報を見てどういうポジションが海外であるのか確認してみる
2通りあるって求職者の人にとってみたら非常にありがたいんですよね。
今すぐに転職したいわけではないけど、どういう求人があるのか見てみたい。けれどわざわざ転職エージェントから営業のように電話が来たりされるのは嫌だ
っていう方もいるのでそういう「とりあえず見てみる」という方にはぴったりです。
ちなみに、ビズリーチとかも同様に海外の案件を同様にして彼らのプラットフォーム上で閲覧できるのですが、有料です。初月・2ヶ月無料とかて謳ってはいますがそう簡単に海外転職が決まるかというと、そういうケースは稀なのでだいたいお金を4,000円くらい払います。
その点、リクルートエージェントは彼らのデータベースで検索するのも無料なので経済的にも助かります。
海外駐在系の案件が多い
リクルートエージェントから紹介される案件は海外駐在の案件が多い印象を受けました。
こちらの記事でも紹介していますが、シンガポール(並びに海外)において駐在と現地採用の待遇はかなり異なります。
筆者も「待遇は関係ないから自分の力を海外で試したい!」と思って現地採用で働いていましたが、今振り返ると駐在として働けるのであれば経済的にもとても助かったと言えるでしょう。(もろもろ込でトータル1,500万円とかいきます)
なぜリクルートエージェントの紹介案件で駐在案件が多いのかというと、キャリアアドバイザー担当者が保有している案件は日本の本社案件が多いからです。
ですので、”駐在”という形で海外に行くことが可能となります。
また、シンガポールに限らず他の国も同様にして紹介してくれるので、シンガポール以外でも北米とかヨーロッパなどの案件も、スキル次第やポジションのフィット性によっては進むことができるというのも一つのメリットです。
シンガポールで働きたい!という方の中にはもしかするとロサンゼルスやニューヨーク・ロンドンやドバイでもOKみたいな方もいるかもしれないので、そういったニーズをキャリアアドバイザー1人の担当者がサポートしてくれる(バックではリクルートの膨大な案件を調べていますが)のは強みです。
面接担当者の情報を教えてくれる
いざ面接!となったときに助かったのは、次の担当者の名前や部署などの情報を教えてくれることでした。
同じ会社であっても、営業の方もいればマーケティング、そしてコーポレート系の方と幅広くいます。
また、同じ部署だけど直上の上司でない方など幅広いです。
彼らが気にすることって人によって異なりますし、質問をしてくるであろう内容も異なります。
こうした情報を先んじて入手することで、例えばLinkedinを使って面接官のプロフィールを調べながらどういう部署を経験しているのか(どういう話をすれば乗ってくれるか)や会社ウェブサイトにその人の事が記載されてあったら前もって読んでおくなどの事前準備が可能となります。
こうした情報は相手が誰かわからないケースと異なり面接通過率も上がったので助かりました。
リクルートエージェントのデメリット
ここからはリクルートエージェントのデメリットについてご説明します。
外資系の求人が少ない
リクルートエージェントは日系の転職紹介会社なので、当たり前ではありますが日系の案件が多いです。
一方、人によっては”海外(外資系)の会社で働きたい!”という方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん日系会社のシンガポール支社の数は多いですし、シンガポール人など日本人でないローカルは会社全体の8割以上いるはずです(確かそういう決まりがあったはず)。
元取引先だった”楽天シンガポール(Asia Pacific)なんかはもはやローカルしか会ったことはありません。
なので日系だから毛嫌いする必要はないのですが、もし外資系の会社に転職したい!という方であればシンガポールにあるローカルの転職会社に応募すると良いかと思います。
「singapore job hunting」で検索すると良いです。
現地サポートが少ない
シンガポールにある日系転職エージェントと異なり、”シンガポール”に何年も住んでいてシンガポールに精通しているわけでなく、あくまで海外市場を担当している方なので現地の生活の情報だったりを聞くというのはおそらく難しいかと思います。
その代わり、海外市場全体に対する求人数の増減や採用情報の総評などより広い視点から教えてくれるため、絶対にシンガポールでないといけないわけでなく、海外で働きたいという方は逆に適しているかもしれません。
一方もしシンガポール現地に根付いた会社が良いという方であればこちらから見てみるとよいでしょう。リーラコーエンなんかは比較的フレンドリーに教えてくれます。
リクルートエージェントの無料登録の仕方
ここでは、リクルートエージェントの使い方を紹介します。
①Email登録
まずは、Emailと転職時期、など簡単な情報を入力します。
すると、Email認証が行われるので登録したEmailで認証をしましょう。(転職情報メールを受け取らない設定にすればプロモーションなどの迷惑メールが来ることはありません。)
②簡単な情報を入力
Emailアドレスの確認が完了した後は、簡単な情報を入力します。
この時点ではまだ履歴書の準備は必要ないです。
ものの数分で終わるので、あとはキャリアアドバイザーからの連絡(メールがほとんど)を待ちましょう。
③面談or検索
キャリアアドバイザーからの連絡が来た後は、面談をセッティングするか、求人検索を使用したいだけなのかどちらかを説明しましょう。
シンガポール転職(海外転職)で気をつけたいこと
シンガポールへの転職、または海外転職において、準備しておく・気をつけておくことは3つあります。
英語の履歴書は準備しておきましょう
日系の会社であれば海外の案件であってもいらないかもしれませんが、英語の履歴書は準備しておくことをおすすめします。
また、作成する時にはネイティブの方、またはキャリアアドバイザーに添削してもらうことをおすすめします。
英語の得意な方であっても、履歴書(職務経歴書)に使用する英語の書き方は異なります。また、日本と海外とでは履歴書の書き方も異なります。
海外で転職しようと思っている方なのであれば英語のResumeは持っておきましょう。
大学は卒業しておきましょう
シンガポール並びに海外のほぼ全てのところで、大学を卒業しているかが見られます。飲食店や美容室などは見られないと思いますが、いわゆる”サラリーマン”系の職種はほぼ見られます。
スキルがあっても大学卒業していないと給料が他と比べて低い、またはビザが下りないというケースもあります。
自分のスキルを磨きましょう
海外転職するにあたり、基本的には自身のスキルを活用して働く、いわば即戦力として活躍されるかと思います。
日本の企業の良いところはOJTがしっかりしている点です。
大学を卒業して右も左もわからないところから、企業が時間と労力、そしてお金をかけて新卒をイチから教えていきます。なので例え大学で文学を専攻していようが、エンジニアになれたりしますよね。
ところが海外では、一部の企業を除いてそのような教育がありません。あくまで自分のスキルを磨きながら、またはインターンとして安給料で働きながら勉強するのいずれかしかありません。
海外で働きたい、かつ給料もそれなりにほしい方は、日本でしっかりとスキルを磨きましょう。
それが海外転職では大きく輝きます。
日本と総合職とは異なり、海外の求人は”Job型”です。
つまり、各人が行うことが明確にJobDescripiton(求人情報)に記載されていて、それを満たせれば年次は関係ありません。
なので会社の外に出ても通用する自分の”スキル”を磨きましょう。
リクルートエージェントを使ってみた感想|まとめ
いかがだったでしょうか。
シンガポールに法人を持っている会社と異なり、駐在案件やシンガポール以外の国の求人情報も保有しているリクルートエージェントは、先に説明した通り求人情報だけを見る方法もあります。
シンガポールに限らず、海外でどういう求人があるのだろうという問いには応えてくれるかと思います。
では。